こんにちは、日本画科です。
すいどーばたには、実は様々な動物たちがいます。
生きているものも時々描きますが、日本画科でよく登場するのは剥製の動物たちです。
今週の課題では、そんな様々な剥製を描いたのですが、その中からイノシシの子供の剥製、いわゆるうり坊を紹介いたします。
他にもサギやキジなどの剥製も描いていたのですが、イノシシはそれらの動物と比べると毛の質感がかたく、絵の具で描く際にもその質感の差を意識して描くことが大切になります。
また、うり坊の特徴でもある、縞模様も実は曲者です。
このように、うり坊をお尻から見ると綺麗な山なりの形になっているのですが、明暗の差が激しいうり模様を描きながらこの滑らかな曲線を表現するのは意外と難しいのです。
とても愛らしいうり坊ですが、こと描くとなると単純に可愛いと言ってばかりはいられないうり坊の話でした。
2020年10月3日(土)〔日本画科〕