パフォーマンス講座レポート

6月14日小雨の朝。梅雨入りですね!

そんな中、先端芸術表現ゼミでは、特別ゲストによるパフォーマンス講座が行なわれました!

ゲストは俳優の上村聡さんです。
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まずは上村さんによるレクチャーが行なわれました。

高橋雄一郎の「アメリカのパフォーマンスと演劇、そしてパフォーマンス研究」という文章を元に、詳しい解説をして頂きました。
Youtubeで動画を見つつ皆で読み進めていきます。
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1960年からのパフォーマンスアートを中心に、その流れを追っていきます。
ハプニングからフルクサス、更には舞踏や演劇まで話は多岐に渡っていきます。
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集会から詩/芸術へ。政治的から前衛的へ。
パフォーマンスの歴史も時代背景と共に変化していきます。

ここで前半は終了!!

次に、事前に渡されていた宿題を発表していきます!
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なみに宿題は、
①日頃言語として使っている50音以外の音を探す事
②日常を表す音や映像、動きなどを探す事

でした。各々身振りや映像、音声などで発表していきます。

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みんなそれぞれ面白いアイディアが集まります!日常には様々な動きや音が潜在しているのですね!

午後はグループに分かれていよいよパフォーマンス実習です!
午前中にそれぞれ持ち合った素材をもとにパフォーマンスを作っていきます。

議論が熱く盛り上がってます。それぞれの素材が持つ意味や、それから何ができそうか、みんなで真剣に考えています。
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パフォーマンスの素材練りから構成から場所選びまで、みんな工夫をしています!

そしてついに発表会!
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それぞれの持ち味を活かしたパフォーマンスを制作しました。

講評は見せ方からコンセプトまでつっこみが飛び交います。
新しい言語を作ったり、ラインを使った演劇、日常の動きからつくったゲーム性の強いパフォーマンスなどがうまれました。どれも興味深い物が多く、講評にも熱が入ります。

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そしてブラッシュアップタイム!最後の追い込み!盛り上がります!
更にどうみせるかを考えたり、構成を複雑にしていったり、最後の1時間で一段階作品がどんどん進化しました。

レクチャーから実践まで盛りだくさんの一日でしたが、美術の中でパフォーマンスがどうゆう役割をになってきたのか、ということから、創作まで学ぶことが沢山ありました。上村さんありがとうございました!

2015年6月14日(日)〔先端芸術