3/17(日) 【建築科】体験入学「茶室をつくる」

「総合芸術」としての建築

東京芸大をはじめ、美術分野の建築系学科の入試には、立体感覚や空間的感性を問う実技課題が出題されます。
工学分野の建築・都市系学科の入試にも、同様の実技が課せられる大学があります。
すいどーばた建築科では、それら両方に対応した授業をおこなっています。
建築は、単に、美しいかたちを作ればよいというものではありません。
建築をつくるには、柔軟な感性と論理的思考、厳しい条件や難しい課題を解決する力、他者とコミュニケーションをとるための読解力や表現力などが必要です。
入試では、そうした素養があるかどうかが、総合的に考査されます。

この体験入学では、授業でおこなっている総合力強化プログラムの初級編として、「茶室をつくる」という課題を実施します。
といっても、茶道の知識は一切必要ありません。
簡単に手に入る材料だけを使って、「大事な人と、こころを共有するための空間」のスケール模型をつくります。
小さな空間に「思想」を込めるという創作を通し、建築の楽しさと奥深さを感じてもらえたらと思います。

はじめに、建築・都市系学科の大学進学とすいどーばた建築科の指導方針についてお話しし、制作時間の合間に、個別の進学相談をおこないます。
入試に実技試験の課せられる建築・都市系学科の受験生であれば、どなたでも受講できます。
ふるってご参加ください。

実施日時

2019年3月17日(日)
10:00ー16:30

10:00 オリエンテーション:
10:30 課題説明・映像Aの視聴と解説
10:45 制作開始
12:00 他者の創作をよく観る
12:30 休憩
13:30 映像Bの視聴と解説
13:45 制作継続
15:00 写真撮影(各自、スマホで模型を接写する。)
15:30 講評
16:30 終了
※映像A・Bは現在調整中です。

課題「茶室をつくる」
茶室は、精神的な価値が凝縮された空間です。
しかも、ありあわせのものでつくるという、実験的な空間でもあります。
今回は、簡単に手に入る材料だけを使って、「大事な人と、こころを共有するための空間」の模型をつくります。

対象

高校生、これから芸大・美大を志す方 (本学院生は受講できません)

会場

すいどーばた美術学院内
(教室は当日ご案内します。)

お申込方法

申込用紙に必要事項を記入のうえ、下記のいずれかの方法で申し込んでください。
申込期間:2019年3月15日(金)17:00まで
※前日および当日受付はいたしません。

①[インターネット]
申込フォーム
②[FAX]申込用紙をFAXで送信 03-3971-3238
③[郵送]申込用紙を「〒171-0021東京都豊島区西池袋4-2-15 すいどーばた美術学院」まで郵送。
④[窓口]申込用紙を直接すいどーばた美術学院事務受付に提出。

申込用紙(PDF)

特典

この体験入学を受講した方は、2019年度各季講習会を受講申込する場合、申込料(5,000円)が全額免除されます。
また、入学の際、入学金の免除特典(20,000円)を受けることができます。

2019年2月23日(土)〔建築科