こんにちは!
1月の中旬より始まった中学生コース入試直前講座ですが、早いもので第3タームが終了しました!折り返しですね。
ここまでの入直の様子をご紹介します。
すいどーばた恒例、現役芸大生によるデモストもあるよ!
この日は東京芸大日本画科在学中の川口先生が塗り出しのコツを伝授してくれました。
おや?川口先生の足元のこれは何?
うわーーー!!!なんと横長の改造パレット!
東京芸大日本画科の入試を突破しただけあってすごい色数です。
持っていて便利な色や、買い足す色の参考になりますね。
そんな改造パレットの使い手、川口先生が猛スピードで描いてくれた下描きのデッサンと…
着彩の塗り出しです。
デッサンも着彩も考え方は同じ。描き込んでいる部分も共通していますね。
大きく広く塗る部分と、よく観察して描き込む部分のバランスがいいですね。
日曜直前講座では東京芸大日本画科在学中のたんしー先生が8号の大きめ平筆で一発で塗り切る技を実演!
(たんしー先生完全に不意打ちで撮られてますね。)
一回色を塗った段階ですが、平筆の縁や角を上手く使って隅まで塗り切る、樽や布の陰を少し色を深くして回り込ませる、などテクニック盛りだくさんでした。
最終日の今日は川口先生の同級生、藤原先生が複雑な色味を感じる一枚を描いてくれました。
塗り始めに鮮やかな桃色を散りばめています。
そして少し描き進めると…
始めに置いた色、後から乗せた色味が響きあってとっても綺麗!
単純な灰色に見える寸胴鍋も、探せばこんなに様々な色味を吸収しているんですね。
早速真似してみる生徒も。
皆さん手がどんどん早くなって絵に密度が出てきました。その調子!
デモストではただ先生が横で描くだけではなく、毎回異なった絵のアプローチを伝授してくれます。
自分も取り入れられそうだな、真似してみたいな、というテクニックを盗むチャンス!
失敗を恐れず、今は様々な方法を楽しみながら試してみる事が大事!
受験という事を考えると不安になるのは当然。
でも、絵を描くのって楽しい!という初心を思い出して毎日ワクワクした気持ちで描けたら、きっと結果は後からついてきますよ。
先生たちも皆の思いを大切に、全力でバックアップしていきます!
明日からの第4タームも頑張りましょう〜!
2018年2月5日(月)〔中学生〕