こんにちは!!!基礎科です。
2月も半ばを過ぎて、今日は急に気温が高いですね。早くも春を予感してしまいそうな気候。。
そんな今日は、1月に取り組んだ静物デッサンの課題を、各コースごとに紹介します!
冬季講習を終え、みんなとても描写力が上がり力作揃いでした!!
あと2ヶ月もしたら、受験生になる学生も沢山いるんだなぁ〜、そんなことを考えながらアトリエでみんなの制作を見ていました。
(モザイク代わりにミケランケロ🐸を使ったら大量発生みたい。ちょっと気持ち悪くなってしまった・・)
🫑油画コース🫑
構図の切り方が斬新で格好良いデッサンです!白色と黒色の対比や、図像の組み合わせが巧妙ですね。布の大部分はあえて描写せず、陰っている部分だけを丁寧に描写するなど、画面バランスを見て疎密の表現も上手にやりとり出来ています。
強い!
背景の人物までもを絵画構成の需要な1ピースとして見事に描き上げました。描写の抜き差し、色面構成、タッチのバラエティ。
端の端まで画面に抜かりがない強い作品ですね!GOOD!!
すっきりと静かながらも、強い佇まいが大人っぽい作品です。
モチーフを原寸大よりも大きく描くと、通常は密度が弱まり希薄になりやすい(難易度が高くなる)ものですが、この作品はそういったリスクはどこ吹く風と言わんばかりに軽々と乗り越え描き上げました。
グラスの形状により出来る図像の揺らぎがよく表現されていてます。画面の中に大きく入れた分、通常よりも一つ一つの描写を丁寧に行なっており、迫力ある一枚となりました。あえて壁を白く抜く事で空間が生まれ圧迫感と開放感の入り混じる作品に仕上がりました。
馬頭と石膏の空間の差が大きく出ていてとても空間を感じる一枚です。馬頭の顔を荒いタッチの木炭で描くことで手前に来ている印象が強くなりかっこいいですね!
馬頭の顔も丁寧に追えています◎
異常な状態に組まれたモチーフの異常性が強く出ている面白い一枚です。
背景の色を暗くすることで手前のモチーフが、暗いながらも石膏の白さ伝割ってきます。また、暗い背景の中で灯っている蛍光灯がアクセントになっていて、長時間眺めていても飽きさせない工夫が素晴らしいです。
目を惹きます。
モチーフから巧みに色・質・形をアレンジし、抽象空間に急に浮き出たような不思議な絵画へと変化させました。少しピリッとした恐さを感じるような、緊張感のある一枚です。
🦊👺デザイン・工芸コース🦊👺
右側から差し込む光が美しく見えるデッサンになっています!
モチーフによってのトーンの幅の使い分けが上手ですね
空間的に描こうという意識が感じられる綺麗なデッサンですね!
お面やホースの描き方が、光が当たる位置と、陰る位置にあるものとで違いを作れているのが良いですね。
大きくトリミングして、モチーフが力強く見えてくるのが良いですね。
ガラスや籠といった、複雑なモチーフも的確に観察して捉えられています!
ビニールと石膏の質の違い、そして作者の視点から見た時の手前と奥が明確に描き分けられていて、状況が正確に伝わってきます。
ビニールの反射や透け具合などを集中して観察できていることが感じられます!
🐎彫刻コース🐎
ビニールの中の馬頭の形をしっかりと追いつつ見えにくいところは見えたように描かれていて作者の視点がしっかりと表現できました!
石膏の白さを保ちつつ綺麗な炭を使って描けましたね!ビニールの質感も光を丁寧に追うことで表現できています😆
作者がどのような位置から観察していたかが伝わるデッサンになっています!馬頭とジョルジョの間の空間もかっこいい、迫力のある一枚になりました!
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基礎科では、全コースで初めて実技を取り組む方や初心者に向けて丁寧に画材説明含めた導入を行なっています。
興味はあるのに実技未経験で及び腰になってしまっている方、迷っている方、三学期から新たな一歩を踏み出してみませんか?
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2025年2月16日(日)〔基礎科〕