こんにちは、基礎科です。
今日は2学期最終日でした、もう師走ですよー早いものですね!
前回お伝えした専門課題は講評を終えました。
2学期は色々な課題やイベントがありましたがみんなどんな収穫や課題を見つけることができたでしょうか、少し振り返って見ましょう。
2学期といえばデッサンコンクール。
みんなが時間いっぱい指導なしの状況で描いたきた実技を、我々も真剣に採点しました。
立体感覚を養う課題として各自任意のキャラクターを粘土で表現するキャラ模刻の課題もありました。
また、「いきもの」をテーマにした自由制作へ向けての動物園取材も。
視点や環境を変えてものを捉えたり見つめることも大切な要素のひとつですね。
それらを踏まえた上での自由制作ではテーマをみんなそれぞれの視点で噛み砕いたスタイル、ビジュアルの作品が出てきて短い時間でしたが本当に充実していました!
日本画は大学へ入らないと出来ない岩絵の具を使用した作品制作も出来てこれも貴重な体験でした、羨ましいと受験科の生徒が言っていたのも印象的…笑
人体ドローイングの課題も行いました。
モデルさんが目の前で様々なポーズをとってくれる貴重な機会です。
みんなも時間が経つごとに仕事が柔らかくなってきて、最終的に教室の壁中にみんなの視点が伝わるドローイングがズラッと並んで壮観でした。
さて!
そんな基礎科2学期最後の締めくくりは石膏デッサンです、モチーフはアリアス。
2学期の様々な課題を挟みながらこれら所謂通常モチーフの課題にも取り組んできましたがこれで今学期は最後です!
基本の課題もイレギュラー的に映る課題も、「ものを見つめる」「みつけたものを描く(つくる)」という視点で違いはありません。
本来的には受験勉強といって、何か垣根があるわけではないのだと思います。
日々の生活の些細ななかにも潜んでいるであろう様々なもの、ことさえも発見、吸収して、良い実技に繋げてくれたら嬉しいですね。
ビギナーコースでは2週課題で通常よりも多くの時間で石膏マスクのデッサンに取り組んでいます!
普段の静物とは少し違ったモチーフですが、モチーフと平面の関係、光の方向など気を使うポイントは共通しています。
今学期の集大成的な実技になったでしょうか?
つぎ会うのは冬季講習会になると思います。
冬季講習会もレクチャー、デモンストレーション、熱い指導などなど準備しております。
スタッフ一同、皆さんと会えるのをお待ちしております。