こんにちは、基礎科です。
前期IIの専門課題がはじまりました!
今回の専門課題は全コース少しレベルの高い課題に取り組んでいます。
日本画コースと彫刻コースにうさぎが遊びに来ましたよ!
うさぎの愛くるしい姿に生徒も先生もメロメロです。
普段は静物や石膏など動かない=静止しているものを描くことが多いので、うさぎの一瞬の動きを捉えて形に起こしたり描写をしていくことはかなり難しいことだと思います。
着彩に入る前にしっかり形を起こしています。
細かな描写が多い日本画では必要な情報はチャンスがまわってきた時に瞬時に描き止めています。
「こっち向いてくれない…」「動かない…」など普段はぶち当たることのない課題や問題がたくさん!
このニ羽、ずっと餌のお皿にはまっていて静止しています。
かわいいですねぇ…
真剣です…!!
気合いの入れ方が尋常じゃありません。
彫刻はどの科よりもモノの構造や動きを大事に制作していることが多いです。動きまわる目の前のうさぎの骨格や構造を見抜いていきます。普段皆さんがうさぎを思い浮かべた時、まるっとうずくまっているイメージが強いかと思いますが、伸びをしたりするとすごく伸縮して細長い一面を見せる動物でもあるんですんね。
どのような仕草や動きにするのか、瞬間の切り取りを選ぶのもすごく大事なことです。
デッサンコースではゲタを描いています。
全体的に丸みの強い石膏像なので大きな形の変わり目も少なく調子をのせていくのが難しい石膏像であるように思います。
デザインコースは紙立体、工芸コースはタオルと薪の構成塑像にチャレンジしました。
紙立体においては、素材自体が美しいため曲面や陰影の移り変わりをより美しく見せるために綺麗に作ることが大事になります!
面倒に思う細かい作業も隅々まで丁寧に!!が大切。
油画コースは今回、受験を意識した難しい課題に取り組みました。
ペットボトルやアルミホイル、黒コート紙の特徴を見抜き、自分の気になった点を探求していきます。
目の前のモチーフを受動的に描き写すだけでなく、自発的な気づきを画面に組み込んでいます。
普段よりもより自由度が高く十人十色の作品が仕上がりました。
明日も引き続き専門課題に取り組みます!
講習会で専門課題が連続する機会はなかなか無いので、今回見つけた自己課題を明日の専門課題にもしっかりいかしましょう!
エイエイ オー(^o^)//
2017年8月2日(水)〔基礎科〕