映像科

金・土17:30 - 20:30

日曜日9:30 - 16:30(対象:高校3年生以上)

基礎科(対象:高校1・2年生以上)

通信教育科 映像専攻

学科

金・土17:30 - 20:30

日曜日9:30 - 16:30(対象:高校3年生以上)

基礎科(対象:高校1・2年生以上)

通信教育科 映像専攻

学科

広がる世界に踏み出す準備を。

映像による表現は今、かつてない広がりを見せています。それは写真、映画、アニメーション、メディアアートといったジャンルのみでなく、映画館やテレビ、インターネット、ゲーム、美術館、公共空間にまで及ぶ、発表や展示の場の広がりを含みます。その中で活躍する人材を輩出するために、大学はそれぞれの特色を打ち出し、様々な入試形態でその資質を見ています。すいどーばた美術学院映像科では、多様化する入試に対応することを通じて「日常における観察に裏付けされた豊かな想像力」と「物事を多角的に捉える思考力」を身につけることを目標とした教育を行ないます。

 

細分化する映像のジャンルと発表の場の関係

授業内容

イメージ表現

武蔵野美術大学映像学科の感覚テスト、東京造形大学の構想表現などの実技課題に対応した課題です。絵と文章を用いて、課題文から想起した映像イメージや企画を表現していきます。個人の趣向や経験を掘り下げ、作品として作りたいもののビジョンを固めていきます。

イメージ表現

作品研究

映画、アニメーション、現代美術…。世界は未だ見ぬ映像作品で溢れています。
毎回のテーマに従いセレクトされた映像作品を鑑賞します。様々な映像制作の技法や作り手の個性に触れ、知識を深めつつ刺激を受けて感性を高めます。

作品研究

デッサン

表現の基礎となる観察力を培うために、年数回カリキュラムに組み込んでいます。
人物や静物をモチーフとして、鉛筆での表現に慣れていきます。武蔵野美術大学映像学科、東京造形大学の入試ではデッサンを選択することができます。デッサン受験志望者には別途課題が出題されます。

小論文

武蔵野美術大学映像学科、日本大学芸術学部、東京造形大学などで出題される小論文では、モチーフの観察や文章の読解を経て、テーマに従い600~800 字での論文を書きます。課題を普段の生活の中にフィードバックしながら観察力を高め、明解な文章を書くことを目指します。

小論文

映像実習

写真集やショートムービーなどの映像作品を制作し、基礎的な映像制作の過程を経験します。「写真集制作ワークショップ」では若手写真家をゲストに「どばたムービーフェスティバル」では活躍中の映像作家たちから自作に対する講評をが受けられます。ここで作った作品や培った経験は、各大学の推薦入試やAO入試の対策としても役立ちます。

映像実習

AO・推薦入試対策

小論文、ポートフォリオ、ディスカッション、プレゼンテーション、面接など、志望する大学の入試に対応した対策を行います。

留学生・帰国子女入試対策

近年の競争率上昇に伴い、日本人と同レベルでの作品制作を目指した指導を行います。武蔵野美術大学映像学科、日本大学芸術学部、東京工芸大学など。

年間カリキュラム

春季講習会&1学期

まず、映像に多く触れ、理解を深めることから始めます。
実際にカメラを持ち、自分の撮影した素材を編集して写真集を作る写真実習、ムービーの基礎的な仕組みやカメラアングルなどを学ぶ映像実習、優れた映像作品を鑑賞し多様な表現方法を知る作品研究など、それぞれ楽しみながら映像による表現を経験していきます。
同時に、イメーシ表現、文章、デッサンといった実技の基礎を学びます。

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2学期

徐々に実践的な課題へとシフトしていきます。
そのなかで、「なに」を「どう」表現するのかという、自身のテーマと方法論を探ります。
公開コンクールや合格者座談会などのイベントを経験することで、受験に対するモチベーションを高めていきます。
また、各大学の推薦入試、AO入試、留学生試験、編入試験などの対策を行うのもこの時期です。

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夏季講習会

夏季講習では表現の底力を付けることを目指します。
前期はグループワークによる映像実習を行います。制作スタッフとなる学生の人数も多く、より本格的な映像制作を経験することで、自分の考えを明確にすることができるようになります。
後期は各大学の入試形式を踏襲した入門的な課題をこなし、傾向を把握します。
夜間では画力と文章力を高めるコースを、それぞれ前後期に用意しています。

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冬季講習会

これまでの基礎を土台に、ひとつの成果を上げることを目的としたカリキュラムを経験します。
実技、小論文、デッサン共に高いレベルの作品作りをするための柔軟な発想力と思考法、描写力を身につけます。
また、例年年末に武蔵野美術大学映像学科の教授が来校し、説明会と合同講評会を実施しています。自分の作品がどう評価されるのかを量る貴重な機会です。

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年間スケジュール

映像科2018年度スケジュール

学生作品

イメージ表現( 感覚テスト) 作品解説

イメージ表現( 感覚テスト) 作品解説

課題

問1

配布された連関図(右図)の空欄を任意の単語で埋めなさい。
その際、①同士の組み合わせから連想した語を②に、②同士の組み合わせから連想した語を③に記入すること。

問2

問1で記入した①〜③の単語の内から一つずつ選び、その組み合わせら想起
された光景や出来事を絵と文章で描きなさい。

ポイント

感覚テストでは絵と言葉の組み合わせによって映像イメージを表現することが求められます。とはいえ起承転結を含む壮大な物語を想定する必要はなく、基本的にはワンシーンを具体的に描きそのイメージを伝えます。いつ/だれが/どこで/なぜ/どのように/どのようなことをしているのか。そういった設定を明確にした上で、その場所に流れる時間や音、匂いなどの体感を想像し、適切なアングルの絵と言葉で自身の世界観を表現していくことがポイントです。
この課題は、語の並び、あるいは語同士の組み合わせから連想した自分なりの言葉をもとに、想像を広げてひとつのシーンを作るものです。「鏡」と「雲」というふたつの単語を手がかりに、連想ゲームのようにイメージを膨らませていきます。単語の組み合わせから自由に想像を働かせて作品を作ることで、作者の思考回路やその特徴をより明らかに把握する狙いがあります。

イメージ表現( 感覚テスト) 作品解説
( ) 内は問1 で作者が記入した単語。◯で囲んだのは問2 で作者が選んだ語。

解説

この作品では、まず頭が馬の人物とあぜ道で向かい合っている画面に引き込まれます。現実なのか幻なのか、文章を読み進めたくなるインパクトがありますね。文章は、外出もままならない男の自宅での生活のシーンから始まります。その中で「連日の通り魔のニュース」が流れているのですが、これは何かの予兆、伏線としての効果を持っています。そして男は朦朧とした意識のまま外出します。冬の寒い夜と朝の狭間の時間で、田んぼに囲まれたあぜ道に人気はありません。そこで馬の頭を持った人物に遭遇するのですが、男はそれが「不眠症の見せる幻覚」だと直感しています。そこから二人がすれ違うまでの時間、主人公の男の感情の機微が、あくまで淡々と、しかし緊張感をもって丁寧に描かれています。シーンの切り取り方、時間の進め方、画面の演出が巧みで、ドラマの一場面として優れた魅力があります。また、作者が選んだのは「馬」「静か」「冬」の3つの単語ですが、その他の言葉や、道筋を辿っていくような連関図自体の特徴もイメージ作りに活用されており、この課題ならではの作品に仕上がっています。

感覚テスト ①筆ペンでコピー用紙に自由に絵を描きなさい。
感覚テスト ①筆ペンでコピー用紙に自由に絵を描きなさい。
②できた絵を画面に貼り付け、加筆、加工などし、「あなたがこの正月に見たものの中で最も印象的だった光景」を絵と文章で表現しなさい。

感覚テスト
感覚テスト 下記の文章から想起する場所のイメージ、あるいは出来事のイメージを解答欄に絵と文章で表現しなさい。
「風が吹いている」

小論文
小論文 配布したA4判白紙を用いて、皺(しわ)をつけた白紙1枚と折(おり)を入れた白紙1枚を作成し、「皺」と「折」について考察しなさい。その考察から得たテーマについて論述しなさい。
(2017年度武蔵野美術大学映像学科合格作品)

感覚テスト
感覚テスト 下記の文章から想起する場所のイメージ、あるいは出来事のイメージを解答欄に絵と文章で表現しなさい。
「ここには来たことがある」
(2017年度武蔵野美術大学映像学科合格作品)

感覚テスト
感覚テスト 「 映画」をテーマに自由に想像し、想起した出来事あるいはイメージを絵と文章で表現しなさい。その際、画面の中に任意の大きさの矩形を設けること。

写真実習
写真実習 レクチャー、撮影を踏まえて一冊の写真集を作りなさい。

映像実習 「 光」をテーマ
映像実習 「 光」をテーマ
映像実習 「 光」をテーマに、スマホやタブレットを機材に用いて3分以内の映像作品を作りなさい。 (どばたムービーフェスティバル2017グランプリ作品)