油画科 2024

※準備中です

Y.Sさん

合格大学:東京藝術大学 美術学部 絵画科 油画専攻

出身校:小川高等学校

入試ギリギリまで「この色の組み合わせが気に入らない」「こんなアイデアじゃ面白くない」とかで、長時間手が止まっていました。私はずっと、制限時間内に完成できないことで悩み続けていました。

 

その悩みを抱えたまま1次前日を迎えました。そんな中、放課後に行った講評で影山先生が「今まで上出来だった素描の特徴を書き出して肝に銘じるべし」と助言してくれました。そして帰り際に「いける!とかダメだ...と思った時は、一旦深呼吸して冷静に考えてみて」とメンタルアドバイスをくれました。

 

そして見事に、冷静な判断と自分なりの「かっこいい素描の法則」で1次を突破できました。

 

2次対策では、悩んで手が止まりがちだった私に先生が「Sさんの色の感覚が羨ましい」と言ってくれました。おかげで私は、自分にしか描けない美しさに改めて気づくことができ、直感で色を決められるようになりました。さらに、試験直前には「スケブを見る教授なんていないよ〜」とマジナイをかけてくれました。              その効果もあって、今まで出来を気にしすぎて一度も間に合ったことがなかったスケブを、初日に完成させることができました。その後、夜の作戦会議に最後まで付き合い背中を押しまくってくれたおかげで、無事に絵も仕上がりました。

 

最高の理解者である影山先生の的確な助言のパワーで、試験本番にはほとんどの悩みが解決していました。(素描では2時間半、油絵ではほぼ1日内容や構図を考えていましたが、それ以外の要素のスピードアップでカバーできました。)

そして2年間激推しし続けてくれたこと、「Sさんのセンスに任せる!」と私を信じて自由に好きな絵を描かせてくれたことにも感謝します‼︎大変お世話になりました!

 

最後に、3年にも及ぶ予備校通学を認めてくれた両親、一緒に頑張ってきた友人。夜間部の頃、木炭も油絵も初心者だった私にも期待してくれたU先生、すべてがありがたいです!

たくさんの支えがあって新たなスタートに立つことができました!

T.Kさん

合格大学:東京藝術大学 美術学部 絵画科 油画専攻

出身校:名古屋市立工芸高校

この一年僕は自分なりの描き方や方法論を探るのに注力していた。如何に技術をあげるかよりも絵に向き合うマインドセットや如何に画面を大きく動かす勇気を獲得できるかに時間を使っていました。

友達が教えてくれた「快適な場所に留まらずに不安な方に身を置け」という言葉は大事な教訓だったと思う。

必ずその人に合った環境やその人の性に合った描き方がある筈だから、探し続けてほしいし、自分も忘れたくないと思います。

 

すいどーばたは、立地が都心の喧騒を感じさせない静かな住宅の中で、周りには他の中学や広場、少し歩けば涼しげな庭園など心安らぐスポットも多く、一人で考え込むタイプの私にはうってつけの環境で、制作にも他の予備校より集中して取り組むことができました。

 

自分は講習生の立場だったから講師の方々とは関わりは少ない方だったけれど、みんな一様に私の好きを尊重してくれたし、型に嵌めることなく自由に表現の幅を作ることができた。

小久保先生には非常にお世話になりました。自分の技術や考えを尊重してくれて本当ありがたかった。お世話になりました。

M.Iさん

合格大学:東京藝術大学 美術学部 絵画科 油画専攻

出身校:埼玉県立 伊奈学園総合高等学校 現役

 

私が本格的に藝大受験を考え始めたのは、高校1年生の時からでした。その頃は高校の美術部でひたすらデッサンをして基礎を固めることを大事にしていました。

高2からどばたの基礎科に入りただ上手く描くだけでなく、構図や色味、質など様々な要素を組み合わせ一つの画面をつくりあげることを学び、高3の夜間部でその応用に発展していったというような感じでした。

夜間部では、自分の表現を見つけるのにとても苦労しました。自分で美術史を学んだり展示に行ったりしながら自分の描きたい絵を模索していきました。一次の木炭デッサンでは思いがけない石膏デッサンでしたが、課題に対応することに重きを置き自分の表現に当てはめて描きました。(落ちたと思って結果が出るまでどばたには行けませんでした。)2次ではスケッチブックと組み合わせ内容が完結するように絵の方にはあえて謎を残し、見た目は地と図をはっきりさせ興味を引く画面にしました。油絵は木炭デッサンより複雑な考え方になりますが、自分が責任を持てる範囲内で複雑にしていくことが大切なんだと学びました。また1次と同様に、2次でも自由度が高いとはいえ課題に対応していく必要があると思います。

まわりの塾生の方々の自由な表現方法に圧倒され、時に惑わされながらも(周りに流されすぎない方がいいと思います。)自分が一番上手い!というマインドで諦めないことが結局一番大切なことかなと思います。あとは先生のアドバイスは(自分の頭で一回噛み砕いて整理する必要はあります)ちゃんと聞く!先生を信じる!

本当に先生と二人三脚というか先生に導いてもらい、とても内容の濃い受験期でした。

ありがとうございました。

Y.Cさん

合格大学:東京藝術大学 美術学部 絵画科 油画専攻

出身校:熊本県立第二高等学校

 

自分は体力がなく、すぐ体調崩しちゃうので無理のない範囲でこの一年間は過ごしてきました。一度崩すと完治するのに時間がかかるため、休んでいる日は結構多かったと思います。

なので常にみんなより遅れているなーという意識とか緊張感は持って、どうやって楽に絵ができるのだろう〜、そんなことばかり考えていました。

絵を描く際、アイデアを形にする時は明確な目標つくり、一個達成できたら良し!みたいなのを地道にコツコツとやった印象です。

 

絵のスタイルみたいなのは今年一月入ってから固まったので、それまではのんびりあっち行ったり、こっちに触れてみたり、のらりくらり散歩するように、関係のない分野から取ったり、軽い〜寄り道するような意識で歩んでいました。

時々暴走したり、変なところに突っかかったりすると先生が「こっちだよー」「戻ってこーい」と適当な処方箋を出してくださるので非常に心強かったです。

土屋先生、本当にありがとうございます。

油1日目の夜やらかしちゃった自分をなんとか軌道を戻してくれて、深夜までLINEに付き合ってくれ、まじ感謝でいっぱいです。

どばたで出会った友人にも多くの勇気と優しさを貰い受けました。彼らの存在がなければきっとここまで辿り着けなかったでしょう。

 

そして、一緒にシェアハウスしてくれた高校からの一浪の友人には特にお礼を言いたい、毎日家に帰れば話してくれる相手がいる。それだけでどれだけ心強く、安心するか、

お互い支え合っては迷惑かけ合って過ごしてきた一年。そして二人とも見事藝大に受かった…。

 

人と触れ合うこと、絵と対話すること。すごく似ているんじゃないかなーって思います。絵を描く時は見る人を意識して、鑑賞者がワクワクする装置をどう入れちゃおうか。

飽きさせないためにどう工夫しようか。

これからもそんなことを考えながら制作してこうと思います。

皆さんからいただいたこの暖かく素晴らしいものは、今度は私が誰かのために渡して行きたいと思います。

 

本当にありがとうございました。

H.Kさん

合格大学:東京藝術大学 美術学部 絵画科 油画専攻

出身校:戸山高等学校

 

「見切りをつけること、一旦全て手放すこと、真っさらな状態で組み立て直すこと」、この繰り返しでした。

 

夏、アイデアを形にするコツを教えてくださった土屋先生。ゼミで版画に出会わせてくださった影山先生。本当に本当にありがとうございます。

そして何より、私の小さな発見を誰よりも面白がってくれた横田先生。今までもこれからも、私の制作の原動力になると思っています。感謝の気持ちでいっぱいです。

R.Kさん

合格大学:東京藝術大学 美術学部 絵画科 油画専攻
多摩美術大学 絵画学科 油画専攻

出身校:潤徳女子高等学校

 

二浪の始まりはモチベーションが最悪でした。

本当に何も浮かばないし、何も描けない状態でずっといました。

二浪が始まった頃は、現役や一浪の時のようにガムシャラに描くというよりも歩き回ったりしている時間の方がよっぽど長かったと思います。

絵をやっと描ける気持ちになったのは年が明けてからで、その時もまだ不安でいっぱいでした。

入直では、今までと違う担当の先生に見てもらいました。その先生に、油絵をどうしたらいいか迷っていると相談したら「馬鹿みたいな黄色で描くのはどう?」って言われて世界堂まで行って馬鹿みたいな黄色を友達と探しました。

そこで友達が馬鹿みたいな黄色を見つけ出してくれて、それで絵を描いたらいい絵を描くことができました。この経験が今までの浪人生活の中で一番大切な時間だったと思います。

一次の前に、自分の絵に対して変えるべきかどうか悩んでいたら、友人が「自分が一番自信もってできることをすべきだ」と言ってきてくれて、本当にその通りだと思ったし、あの言葉をかけてもらえなかったら今も迷ったままでした。その言葉をくれた友人には本当に感謝しかないです。

2次試験の時も本当に、先生に助けていただきました。一緒に絵を描いたり、考えたり、時には愚痴を聞いてくれたり、本当に助けてもらいました。私1人ではいい絵を描くことは不可能だったと思います。

私の絵は1人では作れなかったし先生や友人に助けられてこそできたものだと思います。本当に助けてくれた先生、友人には感謝しかないです。

R.Sさん

合格大学:東京藝術大学 美術学部 絵画科 油画専攻
多摩美術大学 絵画学科 油画専攻

出身校:福島西高等学校

 

合格を知った瞬間、今までの現役から浪人時代の記憶が蘇ったと共に、やっとスタート地点に立てたんだという達成感を強く感じました。

3歳ぐらいの頃、曇った窓ガラスに外にいる鳥の輪郭をなぞった。そんな話を家族に聞かされたことがあります。勿論、自分では記憶にないけれど、少なくともその頃から「絵を描く」ということに興味があったのだと思います。

幼少期から絵は自分にとって身近な存在で、無意識にひたすら線を引いていました。ただただ無邪気に線を引っ張るということにたまらなく好奇心を揺さぶられる。絵画の中だけが自分の思い通りにできる。そう思っていました。歳を重ねるごとに沢山の出会いに刺激を受け、色々なものに興味を持つようになりました。そして気づけば藝大を目指していたのでした。

そして今回、振り返ってみると、今までの自分の人生の一つ一つが重なって合格へ導いてくれたのだと感じます。長かったような、早かったような、そんな感じでした。

試験においてだけじゃなく、絵を描く上で大切なのは「楽しむ」ことだと思います。

試験では時間も道具も全てにおいて制限され、決して自由ではありません。しかし、その中で自分で楽しさを見出し、心から楽しんでいる作品こそ輝いて見えるのだと思います。

浪人生活で、なんでこんなに苦しい思いをしてまで絵なんか描かなきゃいけないんだ。そう思うことが何度もありました。でもそんな経験をしてきたから本番で思いっきり楽しんで描けたのだと思います。

 

しかし、一次の合格発表から二次までの期間はあっという間で、自分ではあまり定まらないまま試験に臨んだような感じでした。

二次の3日間は辛く、暗い3日間でした。夜遅くまで眠気と闘いながら画面やスケッチブックをどうするか、面接はどう答えるか考えました。

寝たいけど考えなくちゃ、考えないといけないけど、早く寝なくちゃ、という感じでした。

そんな中で遅くまで一緒に考えてくれた先生には本当に感謝しかありません。

でも、2日目の最後は気づいたら無我夢中に楽しんで描いていたのでした。

3日目の面接が終わっても、緊張で何を話したか覚えてなくて合格発表までしばらく不安でした。

ですが、合格を知った瞬間やっと解放された感じがして達成感が半端なかったです。

最後まで諦めずに藝大を目指して本当に良かったです。

でもこの合格が夢への第一歩だと思います。

好きなことを好きなだけ、自分が思うがままに表現できる、それが絵画だと思います。

そして本当に大切なのは「自分」を持ち続けること。私はそう思います。

どうして絵を描くのか?

楽しまなくちゃ。

そして、沢山の先生方や友達に本当にお世話になりました。何よりいつもそばで支え続けてくれた家族に感謝です。本当にありがとうございました。

J.Hさん

合格大学:東京藝術大学 美術学部 絵画科 油画専攻

出身校:北園高等学校 現役

 

「自分らしい絵」に向き合ったのは高三になってからで、それまでは写真の模写ばかりしていました。自分の描きたいものを探求する中で自分はコロコロ絵が変わるしやりたいことがはっきりしなくてそういう性格なんだと思って悩んだ時期もあったのですが、そういうことも全て周りの家族や先生に相談できたのがとても良かったと思います。とても感謝しています。そして自分の抱いた悩みは意外と誰もが抱くものだと自分の周囲の友人と話す中で気づきました。

毎日家に帰って次はどういう風に描くかを決めたりしていて、自分の絵を振り返りつつ次の目標を作れるので一枚の絵から沢山の収穫があったと思います。

一度成功をして何か見え方が変わると自分のやってきたことは何だったのかって思うことが何度かあったのですが、崩壊したときの喪失感の中で考えが変わるその瞬間が何よりも大切だと思いました。

改めて、沢山の気づきをくれた先生方、家族、友人に感謝を伝えたいです。

ありがとうございます。