※2026年は準備中です
M.Nさん
合格大学:東京藝術大学 美術学部 絵画科 油画専攻 現役
出身校: 世田谷総合高校
『合格体験記』
一年間遅刻さえしなければ大丈夫だと思います。でも私は3回くらいは遅刻したことあるので、3回までなら大丈夫だと思います。
一次も二次も愛が伝わればいいなと、ずっと思ってて。描いてる時は本当にそれしか念じてなかったです。面接でも愛を伝えられて。最高。
この一年で優しくなれた気がします。周りの人たち、友達、環境がとても良かったおかげで。とくにお母さんが毎日おにぎりを寝起きで作って支えてくれたおかげです。だから風邪とかひかなかった。
先生もラブ。最高。
この世の中は最高で出来てる。最高。ラブ。
あとは「頑張ろう」とか「頑張るぞ」とかは思わないように、言わないようにしてました。なにかを失いそうだったので。
とりあえず、遅刻は3回までなのと、愛ですね。
愛が伝わったみたいでよかった。
N.Tさん
合格大学:東京藝術大学 美術学部 絵画科 油画専攻 現役
出身校: 田園調布学園高等部
分からない事をそのままにしていくのが怖くて耐えられないので、数えられない程先生に質問しました。訳が分からなくなっている私の、訳の分からない質問ですから、本当に先生を困らせたとは思いますが、自分の出来る事とするべき事に少しずつ納得していけたので良かったと思っています。情けないことに私の場合は先生に頼ることでしたが、毎回の絵を乗り越えられる方法を自分で持っておくことが大切だと思います。
また、私はコンクールで票があまり入っていません。結果に一喜一憂していましたが、票の有無より、自分が受験当日に描く絵の為に必要な経験になったかを気にするようにしていました。
特に油は描き方も色も自信を持てないまま2次試験を迎えました。本当に焦りましたが、粘って粘って先生と構図を決めました。あの夜諦めなくてよかったと心から思います。終電を諦めて付き合って下さった先生、喝を入れてくれた先生、ありがとうございます。
どばたで素敵な友人に出会えたことも大きかったです。切磋琢磨できたあの環境が大好きです!
大学に入ってからはもっと綺麗な色でもっとかっこいい絵を好きなように描きたいです。
ありがとうございました。
Y.Sさん
合格大学:東京藝術大学 美術学部 絵画科 油画専攻 現役
出身校: 茨城キリスト教学園高等学校
『すべてに感謝を』
僕は普段地方の予備校に通い、夏季講習と入直だけどばたに通わせてもらいました。 僕は僕の表現したいものやことを一年くらいずっと考えていてある程度決められていたので、それのブラッシュアップとその表現のために必要な技術や描き方を入直の先生と一緒に詰めていきました。
合格は正直課題運が良かったのもあります。けれどやはり先生がいなかったらそれを掴むのも難しかったですし合格はあり得ませんでした。親身に絵について議論してもらえる環境。豊富な参作、担当の先生以外からの指導はやはり地方だけでは難しいものです。この環境に身を置けたことにありがとう。
あと自分の中で良かったと思っているのはメンタルです。どばたも割と自由で受験って思って描かずに素直に反応して「作品楽しく描くよー」くらいのノリを保てたのも良かったです。(勿論モチーフや課題文に従順に素直に描くことは大事にしました)
最後にどばたに、親に、友達に、先生に、画材に、モデルさん自分を取り巻いていた全てにありがとうと伝えたい。これから大学でも頑張ります。
Y.Yさん
合格大学:東京藝術大学 美術学部 絵画科 油画専攻
武蔵野美術大学 造形学部 油絵学科 油絵専攻
多摩美術大学 美術学部 絵画学科 油画専攻
出身校: 東京都立両国高等学校
『合格体験記』
参考作品やまわりの上手な受験生の作品は個性的なスタイルや独自のテーマを持っているように見えるのに、私はこれといってこだわりややりたいことが明確に無いように思えてずっと悩んでいました。現役の頃から色々な描き方を試してみてはしっくりこなくてすぐやめてを繰り返しました。スタイルになるまで食い下がってみても、劣化版コピーを作り続けるだけでうまくいきませんでした。
そのうちに、スタイルとか型を作ろうとするから形骸化するんだと段々気づき、絵を描く前の観察に力を入れるようになりました。モチーフをよく見て、他の人が気づかないような細かい現象を発見しようとしたり、特殊な視点で観察しようとしたりしました。しかし、そうすると面白いスケッチはできるけれどキャンバスが面白くなくてまた悩みました。
そのあとまた発見があって、観察で大事にすべきことは他の人と違う特殊なものを見つけることではなく、シンプルで当たり前でも良いから自分が何を見ているのかはっきり自覚することだと気づきました。観察した内容がシンプルな分今度はそれをどのように絵にするかをよく考えるようになりました。
どのように絵にするか、と言っても特殊な技法とか見たこともないアプローチとかではなく、モチーフを画面のどの位置どのサイズどの角度どの色で描くのか、まわりに何があって何が起こってどんな光が当たっているのかなど、なんとなくをできるだけ無くし、当たり前のことを確実に選び取ることを意識しました。ひとつひとつの選択は特殊というほどのことではなくても、隅々まで選べたらちゃんと自分の絵になると思います。何より絵を描いている実感をもてて楽しくて、良いと思える絵も何枚か描けました。
最終的に受験直前に、自分の絵を短い時間で確実に強度を保って成立させるための条件として、空間の構造(メインの出来事を中心として手前奥上下左右を変化させること)と影の中の色にこだわることだけ決めました。あとは当日その場で思ったことに対してひとつひとつ自分で選んで描くことを意識して本番に臨みました。
人によると思うのでアドバイスではないのですが、わたしがやって良かったなと思ったことが2つあります。ひとつは普段から絵以外のことに関しても自分が今何を感じ何を見何を思い何に興味があるのかを意識したことです。特に夏過ぎぐらいから、思ったことや見たことを落書きみたいなドローイングとして毎日15枚以上は描いていました。必ずしも直接それを絵に活かせるわけではないけれど、課題を見た時に自分が感じたことを素直に出しやすくなった気がします。
もうひとつはたくさんギャラリーをまわって展示を見たことです。表面的な技法を真似するというより、こう描くととこう見えてこう感じるという鑑賞側の体験をたくさんしました。そうすると自分の絵で表現を選択するときに構図や色や演出を変えた時の細かい違いがわかるようになってきて、より精度をもって選べるようになってきたと思います。
まとめると、目立って特殊なことをやろうとするよりも、小さくて普通でも実感を持った選択を積み重ねるほうが、最終的に自分の絵が描きやすかったです。
R.Kさん
合格大学:東京藝術大学 美術学部 絵画科 油画専攻
出身校: 東洋大学京北高等学校
『明け透けに話すヨ』
実は僕とても明るい人間なんです!!
今、僕が自信満々にドッキリ大成功の看板を掲げているように見えるかもしれませんが、自信なんてありません。悲しいことに、美術に触れる3年間で僕の明るさは少しづつ消えていきました。
高2の2月、僕はすいどーばた美術学院の基礎科日本画コースに入学しました。
小学校、中学校、高校と目立つ人間で、自分を特別だと信じて疑わなかった僕は、デッサンがうまいだけ(当時はそう決めつけていました)の日本画科の生徒を見下していました。そう、当時の僕は、ほぼドラゴンボールのラディッツだったのです。人とすれ違っては戦闘力を測り、「ゴミめ」と呟く、そんな奴。しかも、読者が初めて出会った時の威厳あるラディッツではなく、2周目を読んでいる時のラディッツ。フリーザや魔人ブウの存在を知った読者に、冷たい目線を向けられているあの時の。そして、どばた版のラディッツは原作と違って、基本的に1人でした。彼は本館2階のトイレを主な拠点として、活動していました。人と話さず、話せず、弱気になると逆に強がるどばた版ラディッツ。遅刻せず懸命に通うも、一次惨敗。浪人が決まりました。
一浪の10月、意地でも目立とうとし始めたどばた版ラディッツ(以後ラディッツ)の絵は、もう受験絵画として成り立っていませんでした。そこで油画科に移ることに。しかし、1枚目の絵でデザイン的すぎると指摘を受け、ここでも目立てない可能性に早くもビビり始めていたラディッツ。経験やコンセプトを絡めた最大の暴れ方を考えた結果、2枚目には男性器を描いていました。より一層、周りとの溝が深まっていきました。そんなこんなで受験が来て、またもや、一次敗退。敗退したのにも関わらず、自信のある作風を見つけたため、2浪目は前期に通わなくても受かるだろうとなぜか判断。後期からどばたに通うことになりました。
2浪の9月。前期はコンビニのオープンスタッフとして働いたラディッツ。ピョー君やナイン君といった、ミャンマー勢に苦戦するも、なんとか攻略。人間、大事なのは見た目ではないという考えを証明するために、坊主にすることになったラディッツ。当時の彼いわく、坊主のいいところは、幸せそうに歩くだけで、それを見た坊主じゃない人の幸せに疑問符を投げつけることができる点らしいです。後期初日、上下灰色のスウェットに眉毛なしの坊主姿で砂埃を巻き上げながら颯爽と登場したラディッツ。1浪目の最後に見つけた自信のある作風で挑むも、受験においてはキャッチーすぎるとのこと、また新しい世界に出会う。
再度、焦り始めるラディッツ。奇を衒うことだけを考え、周りを見下し、さらに溝は深まっていきました。足元が寒いなと思っていると、冬なのに革のビーサンを履いていました。見た目も存在感も、まるで派手な電柱のようになっていきました。「高まれ性欲、壊れろお茶の間」をスローガンにしていた当時のラディッツは気づけば肛門に鉛筆が刺さった絵を描いていました。
2浪目の1月。ようやく過ちに気づき、自分はまだ特別なんかじゃない、普通で良いと気づいた元ラディッツ。性的な作風から離れ、ラフに作ることにしました。すると、コンクールで一度も評価されたことのなかった元ラディッツは、なぜか一次試験を通過することができました。二次試験の課題は、元ラディッツのコンセプトに近い、ヌードでした。謙虚であることを大切に観察していた元ラディッツはスケッチブックに、目の前の女性が神様に見える。そう書いていました。本当に神様に見えました。
しょうもない僕の話を聞いてくださりありがとうございました。僕の居たクラスは、先生の明るさと愛情で溢れた良い雰囲気のクラスでした。先生は試験前日、深夜まで付き合っていただき、よく分からないやつの話を親身になって聞いてくださり、技法や構図を1からご教授してくださいました。先生なしで、この結果はなかったと確信しています。本当にありがとうございました。他にも家族、恋人、友人、美術の先生、僕を救ってくれた全ての人に感謝します。
これから受験する人へ。人は美しいものと出会う時、単なる鑑賞者ではいられなくなるのだと思います。ちょっとした衝動を大切にして謙虚に頑張ってください!僕にはそれが出来ませんでした。あ、あとどばたの近くには中学校が3校あります。きつい時は見に行ってみてください。何も考えず、がむしゃらに走る子たちを見ていると、全てがどうでも良くなるんです。
あぁ本当に本当にきつい期間でした。少しだけ肩の荷がおりました。
最後に、僕はもうあの頃のラディッツなんかじゃない!信じてくれよぉぉ!!
W.Kさん
合格大学:東京藝術大学 美術学部 絵画科 油画専攻
武蔵野美術大学 造形学部 油画学科 油絵専攻
東京造形大学 美術学科 絵画専攻領域
出身校: 福島県立磐城桜が丘高等学校
許せない自分を許すことを学んだ受験でした。誰よりも早くどばたに来れない自分が許せない。コンクールで票が入らない自分が許せない。絵を描いてない時間がある自分が許せない。など許せないことがたくさんあって肩に力入りまくりでした。そのせいで毎回自分が安心できる絵ばかり描いてしまってました。けれど、友達が散歩に連れて行ってくれたり、先生に課題でどう遊ぶかを考えなさいといわれ少しずつリラックスでき、リスクを負いながら絵を描けるようになりました。
また、自分のバックグランドをよく知って記憶の引き出しを増やす一年間でもありました。一次の再現を先生に見て頂いた時にドキュメンタリーのようだと言われ、過去のうまくいった作品を思い出したら全部リアルな経験から描いていることに気づきました。そこからは、自分のできる範囲で一番リアリティを思って作れるものをより意識してた気がします。
最後に、運はきっと回ってきます。私はコンクール上位にあまり入れてなかったけど、根気強く激しい悔しさをバネにして頑張れました。常に頑張れない自分が嫌なのでw.k頑張れw.k頑張れとずっと頭で唱えてました。
p.s.私は服が好きで古着屋さんによく行くのですが、古着はラッキーを掴みに行く場所だという認識があったので一次の合否は古着屋さんで見ました。二次は湯島天満宮で見ました。自分が運を掴めるパワースポット見つけるのおすすめです。
受験でナヨナヨした私をずっと支えてくれた
友達とN先生をはじめとするどばたの先生方あと家族!!!ありがとうございました!!!大大大大BIG LOVEです!
M.Tさん
合格大学:東京藝術大学 美術学部 絵画科 油画専攻
出身校: 埼玉県立川口高等学校
『それから もう一年』
受験生活を振り返ると、浪人したことで現役の頃よりも他人を意識して絵を描くようになっていました。
試験直前まで、無理に自分の制作工程や構図をシリーズ化し、どこか気取った作品を描いていたと思います。「浪人生なんだから、現役のようにがむしゃらに描くのは幼稚だ」と考えていたからです。
その結果、逆に自分の絵から離れていく感覚がありました。自分の絵が分からなくなったり、描き方そのものを見失ったりもしました。
最終的には、斜に構えず、素直に自分を中心に据えて描くことが大事だと気づきました。
制作では、自分の好きなものをはっきりさせること、そして自分の考え方が他人とどう違うのかを何度も擦り合わせることが重要だと思います。無理に難しいメッセージを込める必要はなく、自分が納得して胸を張れる内容のほうが強いです。
上手くいかないときも、「スランプ」で片付けず、何が良くないのかを言語化していくと改善しやすいです。また、人の意見は参考にしつつも、自分が正しいと思うことは実践していく姿勢も大切だと思います。
結局は、過去の自分や周囲にとらわれすぎず、楽しんで描くことが一番大事だと感じました。
最後に、試験中に「ここで落ちたらもう一年同じ生活をする」と想像すると、自分をかなり追い込めるのでおすすめです。
自分のパッションを大事にしてください。
K.Mさん
合格大学:東京藝術大学 美術学部 絵画科 油画専攻
出身校: 保谷高校
1次試験の1週間くらい前に体調を崩して4日ほど休み、あと残り3日、その3日間は自分の今までの良かった絵と自分の絵らしさ、描き方の手順、描く上で大切にしていることを確認する時間にしました。むしろ時間があったら新しいことを発見しようとして軸がぶれてまとまらずに試験を迎えていたかもしれないので、今改めて振り返ると必要な休みだったかもしれないです。
2次試験までの間は1次前の3日間とほぼ同じように、油絵を描く2日間の使い方や、描き方の手順などを確認して、鈍らないように今まで描いた自分の中の良かった絵をなにか狙いを持ってリメイクする時間にしていました。それと、とにかく人と話したり聞いたり会話をして自分の絵のこと、自分のことをより理解することを大切にしました。
この期間はとにかく先生方に質問をしに行ったことで、毎日新しい発見と技術と知識が増えていき、今までで1番楽しく絵を描いていた気がします。
最後に、自分の絵について一緒に考えて、色々なことを教えてくれた先生方、特に1年間ほんとに多くのことを教え、考えさせてくれた担当の先生、毎日沢山のことを話して一緒に頑張ってきた友達、この生活を支えてくださった家族にもとても感謝しています、ありがとうございました。
Y.Iさん
合格大学:東京藝術大学 美術学部 絵画科 油画専攻
出身校: 國學院高等学校
『合格体験記のようなもの』
自分はビギナーデッサンコースからどばたに通い始めて、そこから夜間部に入って本格的に油に触れた感じでした!!!
自分できてないこと多すぎんだろ!でした。
この1年間は、絵柄に合った、描いたらおもろそうなモチーフやいい形探しのインプットをして、キャンバスに焼き付けることをずっとしていました!
それと並行して、課題文に対してこのラインはドボンで、どこまでらしくはっちゃけていいのかのボーダーを、先生達の話を聞きながらギリまで考えていました!!
私は構図や色、課題文の読み方、自分の描き方によって、絵の単調さが酷くてずっとそれを修正する作業を繰り返していたんですが、勿論苦しいし全然できないので、描いいてワクワクする中にその作業をねじ込んでまぜまぜして諦めさせないようにしてました!
現役、浪人期間を通して重要だって思ったのがメンタルと体力です!!
メンタルに関しては強くなろうぜ!とかではなく、ハプニングとかよろしくないことが起こるとぐるぐる反芻する思考になると思うんですが(少なくとも私は)、それを数パーセントでも自分なりに「いつも普通に描けてる私の思考」をつくることがすげぇ大事すぎるぞって1次2次とハプニングを起こした私は思いました。とても。
体力は、自分が発揮しなければならない出力にあたって必要なリカバリーをした方が良いな!って感じです!ちゃんと寝ることとか!疲労回復するもの飲み食いするとか!梅!とか!!
最後に家族、ともだち、先生!自分と関わってくれて、支えてくれて、ありがとうとってもです。これからも描き描きして捧げます。
R.Tさん
合格大学:東京藝術大学 美術学部 絵画科 油画専攻 現役
出身校:都立総合芸術高校
『合格体験記』
私は入試のギリギリまで、自分の絵に自信を持てていませんでした。
どばたにも学校にもすごく上手い人ばかりで、対して自分はコンクールで一度も上段にいった事がなく、どうすれば良い絵が描けるのかずっと模索している状態でした。
とにかく自信を持つ為に、自分の絵の良い所を探しました。尊敬する作家の絵を研究して、自分の絵に取り込みました。
そうしているうちに、自分が「これなら自信を持って描ける!」というものを見つける事ができました。直前はとにかく好きなものを好きなように描いていました。
私がこうして合格できたのは、ひとえにどばたの先生方や、支えてくれた両親、友人の存在だと思います。
直前には先生と面談を重ね、改善点を確認して行きました。一次の前はとにかく不安でしたが、自分らしく描くことができたと思います。
二次試験は先生と構図を確認し、変更も加えました。1日目に先生と相談出来たお陰で、2日目は比較的リラックスして臨むことが出来ました。
絵を描くことがしんどくなった時は学校に行って、友人達と話してから予備校に向かうこともありました。
色々な方に支えられた入試でした。大学に入ってからも感謝の心を忘れずに、自分と向き合っていきたいと思います。
