先端芸術表現科とは
1999(平成11)年4月に東京藝術大学に設置された、今年で開設約20年目の比較的新しい学科です。
先端芸術表現科は従来の絵画、彫刻、デザインといった既存の美術のジャンルから抜け出し、変化していく美術、社会、テクノロジーの中で新しい形や概念を求めていく学科です。ここでは平面、立体、映像、写真、インスタレーション(空間全体を使ったアート)、アニメーション、文章、パフォーマンス、音、コンピュータ、などあらゆるメディアを用いて作品制作をします。
自分にしかできない新しい作品を作ってみたい人、大学に入ってから色々な表現を学びたい人、現代美術に興味がある人、とにかく色々な芸術表現に興味がある人などあらゆる人に門戸が開かれています。
ぜひ、新しい表現の世界を覗いてみませんか?
通常コース
金・土・日コース 金曜日18:00〜21:00・土曜日 16:30~21:00・日曜日 10:00~17:00
金・土コース 金曜日18:00〜21:00・土曜日 16:30~21:00
日曜コース 日曜日 10:00~17:00
芸大先端合格へ向けた確かな道しるべ
東京芸術大学に焦点を絞りつつも、私立美大との併願も見据えた対策が可能です。1学期は1次・2次試験対策の基礎的な手法を身に付け、2 学期はより生徒自身の個別性に寄り添った具体的かつ応用的な対策を行います。 年間を通したコース受講で、確かな合格のための手触りを獲得することが可能です。
金・土・日コース
芸大先端の合格を目指す生徒が受講する基本的なコースとなります。素描もしくは小論文を通してものの見方や考え方を養い、現代美術や様々な美術的な思考を培う座学とディスカッション等も行いつつ、さらに制作実習を通してものの形のあり様や実際のつくり方を学んでいきます。
金・土コース
素描もしくは小論文の対策を主に行うコースです。一次試験の受験科目を決めかねている方は素描、小論文を週替わりで受講し、自分に合った科目を選択していくことが可能です。
日曜コース
個人資料ファイル制作のための作品制作を主に行うコースです。さまざまな課題に対して作品制作を行いながら自分自身の興味やテーマを明確にしていきます。さらに講評会やディスカッションを通してプレゼン力や客観的な思考力を養います。
どばた先端が安定した合格実績を持つ理由
すいどーばたの先端芸術表現科の特色は、受講生が持つ“作りたい”という気持ちを尊重しながら、受講生が想像する以上の個性やポテンシャルを引き出していく授業スタイルです。様々な分野やジャンルで活躍する社会人講師による技術的な指導だけでなく、現役芸大先端科学生講師の指導は、先輩の姿からリアルな合格後の自分が想像できます。また、受講生一人一人に合ったスケジュールを組むことで、継続的に意欲を持ち続けて合格に向けた制作や対策に取り組むことが可能となるカリキュラムとなっています。講評会では、論理的かつ明確な制作に関してのアドバイスによって、受講生自身が考え、個性や本来持ちうる才能を発見し伸ばして支えられる講評システムを採用しています。そのため、「一から先端受験を始めたい」「絵は描けないけど、美術に関わりたい」という受講生であっても、1年後には芸大の合格を勝ち取った多くの実績が私たちにはあります。いつでも気軽に相談しに来てみてください。
豊富なゲスト講義
通常授業中と夏季講習会に、どばた先端科はゲストを招いた授業を行います。通常授業では、身体表現、写真、デザインのためにゲストを招きます。また、夏季講習会では、前期と後期にそれぞれ異なるゲスト講師を招き、制作のためのワークショップを行います。
毎年、各界で活躍するゲストによる講座は受講生のモチベーションが向上し、継続的な制作のために不可欠なものとなっているようです。
写真集制作ワークショップ
一人一冊の写真集を作ることをゴールに、カメラの基礎的な使い方や用語、編集の基礎を学んでいきます。ゲストとして活躍中の若手写真家を招き、普段の作品についてのレクチャーと講評を行ってもらいます。
体験授業&合格者座談会
東京藝術大学先端芸術表現科の入試に即した出題と講評を行うことによって、どばた先端の授業を体感してもらうための体験授業を年数回開催しています。また春季講習会では芸大先端科に進学した学生たちによるレクチャー、アドバイスを行う合格者座談会を開催します。
オンラインコース
金・土・日コース 金・土曜日 18:00~21:00
日曜日 10:00~17:00
金・土コース 金・土曜日 18:00~21:00
日曜コース 日曜日 10:00~17:00
アトリエに通えない人へ《オンラインコース》
すいどーばたの先端芸術表現科では独自のオンライン教育を行っています。
Google Classroom とMeet (ビデオ通話システム) を用いて遠方にいながら東京本校と同様の教育水準で授業に参加する事ができます。このシステムでは、課題発表や提出、ビデオ通話、チャット、パソコン上の画面を共有する事ができるので、遠方にいる事を感じさせない臨場感のある授業が展開でき、日本全国に点在する先端科志望の生徒間のコミュニケーションも活発になります。
表現の多様さを求められる先端芸術表現科では他者の作品を鑑賞する事や様々な作品の講評を通して学ぶ事がとても大切です。もちろん、ビデオ電話のみならず、メールやClassroom での添削と採点機能を用いた一次、二次試験対策、作品相談なども行いながら、総合的に受験を最後までバックアップします。
地元の画塾や高校の美術部に所属していても、両立可能です。芸大の先端科受験者はみなさんの周りに少ない場合が多いのですが、ここには仲間とライバルがいます。情報や対策を共有しつつ、時に切磋琢磨して、一緒に合格を目指しましょう。
年間スケジュール
学生作品
先端芸術表現科の受験では1次試験(デッサン、小論文から選択)・2次試験(総合実技と面接)の他、個人資料ファイルの提出が必要となります。授業を通して自分の興味ある事柄を探しながら様々な作品を制作していきます。
①合格者作品(現役):個人資料ファイル(インスタレーション) ②合格者作品:個人資料ファイル(インスタレーション)
③合格者作品:個人資料ファイル(インスタレーション) ④合格者作品(現役):素描入試再現 ⑤合格者作品:総合実技入試再現
⑥合格者作品:個人資料ファイル(映像作品) ⑦合格者作品(現役):総合実技入試再現
①合格者作品(現役):個人資料ファイル(インスタレーション) ②合格者作品:個人資料ファイル(インスタレーション)
③合格者作品:個人資料ファイル(インスタレーション) ④合格者作品(現役):素描入試再現 ⑤合格者作品:総合実技入試再現
⑥合格者作品:個人資料ファイル(映像作品) ⑦合格者作品(現役):総合実技入試再現