基礎科 平日クラスだってデッサン!&明暗レクチャー&告知!!

また一段と寒くなりましたねー風邪に気をつけたい!
こんばんは基礎科です。
日曜クラスと同じく平日クラスも専攻ごとにモチーフが違う専門デッサンを先週から引き続き行っています。

日本画は静物デッサン。
グラスや瓶に鏡と、キラキラした反応の強いモチーフが多いですねぶつかってゆけーーーーーー!!

…と描く前に前にまずは画面の準備です。日本画特有の水張り。
ここをテキトーにすると紙の端がヨレヨレ、ベコベコになったりしちゃうんですよね。
画鋲やクリップで紙を固定するのとは違い結構経験がいる作業です。

デッサン、彫刻コースはコレーのデッサンです。モリモリ描いていってますね!
しかしなんだか凄い形です。

そんなコレーは古代ギリシャ、アルカイック時代のものと言われる紀元前の造形物。紀元前…
頭が長いかのように見えますが本来は柱に施された装飾造形だったようでこの石膏は全身あるうちの首までの部分ということですね。


こちらは先週から続けて制作している油絵の生徒達。
時間をかけたクオリティが徐々に姿を現してきました…!

デザイン、工芸のモリエールもたくさんの生徒数で取り組んでいます。
先生も目を光らせます。カメラ目線にもなります。

近づく講評の時…!!

そして本日で皆制作終了講評と普段通りですが、今日はその後に中谷先生による明暗レクチャーも行われました!

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名だたる巨匠たちの絵画、彫刻、ドローイング、イラストなども中心にものが存在することを認識する根本のひとつ、光と影について様々な側面、表現方法をレクチャーしていただきました。

白と黒で、色で、線で、つながりで、本当に多様な見方を豊富な資料で教えていただきました!

と授業内容の紹介はここまで。
ここからは基礎科の先生お二人から展示のお知らせです!

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東京芸術大学日本画1年動物制作展

今年入学した日本画1年生の学生による展示があります。

基礎科の日本画を担当している杉山花先生が展示に参加してます。

芸大のなかでも難関である日本画の受験を乗り越えてきた猛者たちの作品は必見です!
杉山先生も首を長くして待っています!

ぜひみなさん上野動物園に足を運んでください!!

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基礎科の日本画を担当している竹内ひかり先生が同じく東京藝術大学日本画専攻を卒業した古家野雄紀さんと二人で展示を行います。

デジタルとアナログの融合による新しい表現による作品はとても魅力的です!

ぜひ伊勢丹新宿店本館まで足をお運びください!

 

21世紀少女

それぞれが新進作家として活躍する古家野雄紀氏とヒカリタケウチ氏。異なる個性を持つ二人のユニットが、デジタルとアナログの端境に生まれる「バグ」をテーマに、現代の少女像を描き出します。
※「muchacha」は、スペイン語で「女の子」を意味する言葉

「りん」和紙にアクリル絵具 直径30cm

ヒカリタケウチ+
Hikari Takeuchi Plus

芸術の秋、実技も作品鑑賞も積極的にいきましょう!!

2016年10月14日(金)〔基礎科