油画科 2017

堀江瑠奈 さん

東京
お茶の水女子大付属高等学校 卒

合格大学:
東京芸術大学 絵画科 油画専攻

私が初めてどばたに来たのは高2の4月、基礎科からでした。

「いかに模範解答に近付けるか」を競う世界で育った私にとって、「そもそも 答えが無い」美術の世界、特に「何でもあり」な油画はとても新感覚で、まさに 未知の世界 でした。

最初、思考が固かった私に、先生は 私の絵のタイプでは無いジャンルの絵を あえて沢山模写させる事で、多種多様な価値観に触れさせ、それらの要素を噛み砕いて取り込む事で、表現への新たなアイデアへの糸口を作ってくれました。
手法や画材なども、数々のアドバイスのおかげで 自由に 好きなだけ 探し試す事ができ、「本当に自分の絵に合った物」を選ぶ事ができました。
入試直前期間になり、緊張で空回る回数が増えた時も、「本番前だから」と妥協して煽てるのではなく、最後まで厳しく丁寧にサポートして下さり、ちょっとしたつもりだった相談にも真剣に相手して下さった結果、気付けば深夜に及んでしまっていた時もありました。

仲間達とも互いに励まし合い、競い合い、認め合い、人としても大きく成長する事が出来ました。

終わってみれば、全く(と言ったら嘘になりますが笑)意識せずに4年間無欠席達成。多分私は 自分の思っていた以上に、どばたが好きだったんだと思います。

どばたは、私の今までの そしてこれからの人生において大きなターニングポイントになりました。
支えてくれた仲間、先生方、本当に楽しかったです。有難うございました。

大内風 さん

神奈川
県立弥栄高等学校 現役

合格大学:
東京芸術大学 絵画科 油画専攻

正直なところ、入試で描いた作品がなぜ評価されたのかは、僕自身にはわかりません。思い込むことはできるでしょうが、真実ではない。
だから、何が入試にとって大切で、必要なのかも僕にはわからないんです。
合格に少しでも近づくにはどうしたらいいのか?そこに仮に真実な答えがあったとしても、それが見える人は多分いません。

では、何を信じたらいいかというと、ぼくが考えるに、自分の感覚なんだと思います。
感覚に従って下した決断こそ本当に自分自身のもので、それが積み重なっていくことで、後悔のない素晴らしい時間を過ごせるのだろうと思います。これが僕が入試に臨んで出した1つの答えです!
そして、今までドバタで出会った先生方。ありがとうございました!
僕はこれからも頑張ります!!

中島武瑠 さん

鳥取
県立八頭高等学校 卒

合格大学:
東京芸術大学 絵画科 油画専攻

 地方出身の私は高校三年間、田んぼに囲まれた小さな予備校で絵を描いていた。油画科の生徒は私一人だけ。
それでも自分なりに懸命に描いてはいたが、自分には何か決定的なものが欠けているのではないか、これじゃあ駄目なんじゃないか、という疑念があった。そして、実際にその通り未熟であった。

 どばたでの浪人生活が始まった。絵画に対する考え方を新しく知ることや友達と絵の話をすること、すべてが新鮮に感じられた。
コンクールでも評価され。先生に「お前の合格は見える」とまで言っていただいた。絵を描くことが楽しかった。
しかし、二学期になると自分のやってきた事とやりたい事にズレが生じ、何をやってもうまくいかない。人間関係の悩みも重なり。自分の合格している姿を想像することさえできなくなった。何をすればいいのか分からなかった。
そんな時でも先生は何のためらいもなく私のやりたいようにやらせてくれた。
三学期になり、ようやく自分の絵がみえてきた。本当にぎりぎりだったと思う。

 どばたで過ごした一年間。楽しかったり、嬉しかったり、笑ったり、泣いたりして、今思えばとても充実していた。
生きているなぁって感じられた。

宮腰 衛 さん

東京
私立八王子高等学校 現役

合格大学:
東京芸術大学 絵画科 油画専攻

 僕がどばたに最初にやってきたのは、確か中2の秋ごろだったと思う。
高校受験を美術系高校に絞ることになって体験授業、冬季講習、そして中3から中学生受験コースに通うようになった。
 当時は、日曜日の午前中‬だけだったが、次から次へと出てくる面白いモチーフや先生の的確なアドバイスにわくわくして、楽しみながら受験を迎えることができた。‬‬
 その後、希望だった高校に入学してからは、しばらく高校の授業のみで予備校には通っていなかったが、高2から美大受験を踏まえて、またどばたに通うことに決めた。
 大学受験となると、高校受験の時と違ってこれでいいのかなと固くなりがちだがどばただったら自分のペースを守りながら最後まで頑張れそうな気がしたので高2は、基礎科の日曜クラス、高3で夜間部を選択した。
 基礎科の時は、先生がまだたどたどしい僕の作品をパンフレットに載せてくれた。それが励みになって夜間部でも頑張れた。
 調子のいい時も悪い時もあったが、周りのみんなの個性的な作品に日々感動し、さらに先生方のアドバイスがすごい力になって僕の描き方がどんどん進化していったように思う。そして最後まで、のびのびと描かせてもらったように思う。
 あっという間だったけれど、楽しく描かせてもらってありがとう。そして夜遅くまで必死に僕の絵を見てくださった先生方ありがとうございました。

影山凜太郎 さん

神奈川
県立弥栄高等学校 現役

合格大学:
東京芸術大学 絵画科 油画専攻

 これまでずっと僕はその場しのぎがとくいだったので、自分に向き合った事や挑戦して失敗するような機会がとても少なかったです。
でも、絵を自分なりに真剣にやっていたら、そういうかっこつけた自分がちょっとずついなくなっていく気がして、絵も描けるようになりました。
 そういう経験ができたのは、すいどーばたで一生懸命な人達に囲まれながら描けたり、絵をたくさん見ている人達に自分を見せれたりしたからだと思います。
 今までお世話になった家族、友人、先生方には感謝してもしきれません。これからの時間で恩返しができるよう生きていきます。

葭葉潤 さん

東京
都立総合芸術高校 卒

合格大学:
東京芸術大学 絵画科 油画専攻

1浪目は大学を受けず、絵とは無縁の生活をしていた。
2浪目に入っても絵はずっと描かずに相変わらずの日々を過ごしていたのだが、ある日を境に自分が受験している夢を毎晩見る様になり(大体何も出来ずに終わる)、多分これは描けということなんだろうなあと思い、ようやく重い腰をあげ、どばたを訪ねたのは去年の9月。

入学して最初に描いたデッサンを見たとき「ああ、これはゼロからのスタートだな」と感じた。酷いデッサンだった。
入試まで残り約半年。まず、これからの制作で安全圏にいることはやめようと思った。そして失敗を恐れずに攻めの気持ちで行こうと決めた。
そこから色々なことを試したし、何度も失敗したけれど、自分にしか出来ない絵画をしようと探究し続けていたと思う。

先生方や周りの人達が自分の絵を見て感想を言ってくれるのは純粋に嬉しかったし、毎日当たり前に絵を描ける自分は幸せ者だなあとしみじみと感じた。何より絵ってこんなに楽しいものなんだと、どばたに来て初めて思える事ができた。
私がやろうとしている事に対して先生はいつも「やってみな」と言って後は放っといてくれたのですごくやりやすかったし、グズグズな状態の時は話しを最後まで聞いてくれて本当に嬉しかった。
これからも自分の可能性を探し続けたい。