基礎科 彫刻コース カービング課題andレクチャー祭りビギニング


そびえ立つ、シンプルな形・・・
これはまさか・・・


違います発泡スチロールです。


そんなわけで基礎彫刻コースでは今回発泡スチロールを使ったカービング課題に取り組みました!


普段は粘土を使った表現探求をしていて、主にモデリングを中心とした制作を行っています。要は足し算で作っていく方法論ですね。
それとは逆にカービングはおおもとにある形から削って作っていく引き算の制作になります。
大学に入れば木や石を彫る機会もあると思いますが、それと同じですね。


ア゛ーッ!!!


ア゛ア゛ーーーーッ!!!!!


うそぴょーん(死語)
でも、ケガに気をつけて。これはマジ!
(これ、吉田先生がケチャップとかつけてビビらせようぜってドッキリグッズのフェイクカッター用意してたんですけど、当日会議が入って僕1人でやらされたんですよ・・・ひどくない??)

カービングは人によって得意不得意が結構分かれる印象ですね。
サクサク進むひとと、すごいおっかなびっくりで進むひと。
確かに削りすぎると必要な場所に形がなくなったりしちゃいますからね。
あと、形の捉え方とか、あとから足して作るとかのごまかしが利かないので、自分のクセとかがわかりやすかったりもします。
なかなかない機会なので、いい機会にしてもらえると嬉しいです!


そして今日は講評の後、彫刻コース講師の吉田、浅井の2名がそれぞれの活動や興味のある世界のについてみんなに伝えるレクチャーを行いました!




吉田朗作品

今年度はなかなか講師レクチャーをする機会がなく、ギリギリになってしまいましたが伝えられることは伝えよう!となんとか入れ込んで行いました。
みんなに伝わるよう精一杯頑張ってみました。
ここは講師と生徒じゃなくて、人間と人間ですね。ぶつかりあい!!!




浅井拓馬作品

おわったあと何人かの生徒が「自分たちにはこれだ!みたいな好きなものがない〜」と嘆いてたりしましたが、我々も今だからはっきり言えるわけで、みんなの頃には同じように悩み、模索していました(それに今カンペキ!てわけでじゃないし!)。
自分を探って、そこから自分にとって気になる要素を見つけたり、これかな?と思って掘っていく行程はきっとこれから先、過ごしていくうえでとっても大切な価値になると思います。作品を作るとか、そういう限定的な意味じゃなく。


みんなの頑張りを見て喜びのあまりグフグフ笑う浅井

時間はたっぷりあります。みんなじっくり見定めていってほしいです。
レクチャー祭りはまだ続く!次回は中里先生が激アツレクチャー、してくれるよ!!

2018年1月26日(金)〔基礎科

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