基礎科 グレーの紙にデッサン課題

こんばんは、基礎科です。

今週のビギナーコースの課題は、「グレーの紙に白と黒の描画材で石膏を描く」です。
週前半には5日クラスも合流しました。

通常、デッサンでは白い紙に黒の描画材で描いていきます。なので黒を使って影を捉えていくのですが、今回は「光を白で!」「影を黒で!」とシンプルにいける課題です!

この課題、石膏に対する捉え方が変わったりする課題なんですよ。

綺麗で捉えやすい陰影にするためには置き方も大事です!!

通常の白い画用紙に石膏を描くときは、明るい側は紙地の白を残して生かしていくため、調子を乗せていく作業の意識がついつい暗い陰影側に行きがちですが、この課題では明るい世界を積極的に追って描き起こしていきます。鑑賞者の目に先ず飛び込むのは、明るい世界です。そこにかたちや質感などの説得力、情報があることは、デッサンを見せていく上でとても効果的でもあるのです。

良い作品出ました!

普段と描画材が違いますが、うめく攻めています!

 

クロッキーも、光を捉える見方も石膏デッサンには欠かすことのできない要素です。

5日クラスの皆さんは、先週の石膏クロッキーと、この光を捉えていく課題の流れを、石膏デッサンにつなげていってくださいね!今月後半には石膏デッサンコンクールもありますよ!!盛り上げていきましょう!

2017年10月6日(金)〔基礎科